蜘蛛と箒企画・連続講座「インターナショナル・アート・スタディーズ」 講師:石川 卓磨

講座名
「インターナショナル・アート・スタディーズ」
講師:石川 卓磨

講座の概要
Netflixのドキュメンタリー番組『シェフのテーブル』をご存知だろうか。『シェフのテーブル』は、世界中の料理人を毎回1人ピックアップし、彼らが作り出す料理と、料理人として確立していった過程を紹介していく番組だ。そこでは、純粋な食文化の美しさや活力に魅了されながら、料理人の人生と料理に、文化、歴史、政治、自然、経済、言語などの多様な背景が反映されていることを垣間見ることができる。
『インターナショナル・アート・スタディーズ』を端的に説明すれば、これを芸術・美術の分野に置き換えて授業をしてみることなのだ。美術を中心にした講座だが、美術の専門性を持った人だけに向けた授業ではない。海外(イギリス、アメリカ、ドイツ、エストニア)に移住し活躍している作家たちを毎回ゲスト講師に招き、ビデオチャットなどを用いて授業を行う。日本とは異なる歴史や環境に身を置いて活動している作家たちの経験や思考を通して、いま世界で起こっていることや、各国の特殊な背景を学んでいくことができる。
ただし本講座の目的は、欧米を仰ぎ見ることでも、欧米の多様性を羨望することでもない。日本の外で生きること、日本の外からの眼差しを知ることで、日本の中にある膠着した観念を解きほぐし、日本の中にもすでに存在している多様性や可能性を理解することにつながる。そのため海外で活躍する作家だけでなく、在日という存在にもフォーカスする予定だ。
海外への留学を考えている人や、国外の美術の状況を知りたい人はもちろんだが、美術に詳しくなくても世界各地の多様な文化や状況などを知りたい人にも楽しむことができる内容になるはずだ。
ゲスト講師は、岡田葉さん、小池浩央さん、近藤愛助さん、鄭 梨愛さん、長倉 友紀子さん。

第1回
岡田 葉「イギリスのアート教育と市場の関係性〜Theユナイテッド理屈屋キングダム〜」

第2回
小池 浩央「小国から考える—エストニアから見たバルト三国、そしてEU」

第3回
近藤 愛助「日系アメリカ移民のアイデンティティとそのアートについて」
長倉 友紀子「現代アメリカそしてドイツにおけるジェンダー&アイデンティティ・ポリティクス」

第4回
鄭 梨愛「南北の二つのコリアと日本の間で—日本の中に存在しているアイデンティティの多様性」

 

【講師プロフィール】
石川卓磨
1979年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科卒業。美術家、美術批評家。主な評論に「カエサルのものはカエサルに!――鈴木清順における「ルパン三世」と「浪漫三部作」」(『ユリイカ2017年5月号 特集=追悼・鈴木清順』、青土社、2017)、「ポストアプロプリエーションとしての写真」(『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)などがある。主な展覧会に「第9回恵比寿映像祭『マルチプルな未来』」(東京都写真美術館、2017年)、「教えと伝わり|Lessons and Conveyance」(TALION GALLERY、2016年)、AIRS企画vol.5石川卓磨「真空を含む」(国際芸術センター青森・ACAC AVルーム、2016年)などがある。


※本講座は4回連続で参加できる人を対象にしています。
本講座の申し込みは終了いたしました。

開催日 第1回 5月5日(日)、第2回 6月16日(日)、第3回 7月7日(日)、第4回 8月4日(日)
開催時間 19:00-21:00(延長の場合は21:30)
受講費 4回講座 1講座(120分×4回)8,000円
開催場所 武蔵野プレイス
(武蔵野市境南町2-3-18 tel 0422-30-1905
アクセス:JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口下車、徒歩1分)
入会費 年間1,000円。受講のためには入会が必要となります。有効期間は一年になります。
他の蜘蛛と箒のイベントで割引制度を設ける場合があります。
定員 15名程度
申し込みフォーム  https://form.os7.biz/f/a0116933/
※自動返信メールではありませんので、返信が遅れる場合がございます。

講座に関する質問などは下記までお問い合わせください。
Email:aslspbank@gmail.com

 

 

蜘蛛と箒

1979年生まれ。美術家、美術批評家

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