蜘蛛と箒企画オンライン特別講座|講師:沢山遼 2022年2月27日(日)
蜘蛛と箒企画:オンライン特別講座|2022年2月27日(日)
バウハウスー形態とデザイン思想
講師:沢山遼
この度蜘蛛と箒では、2020年に単著『絵画の力学 』を刊行した 沢山 遼さん(美術批評家)を講師にお招きして、オンライン特別講座を開催いたします。
【講座内容】
かつてドイツに存在した芸術学校バウハウスの実践から、抽象芸術と応用芸術(デザイン)の交差について、また抽象芸術や幾何形態がもつ社会的・政治的なポテンシャルについて考えます。「バウハウス様式」として知られるバウハウスのプロダクトは、幾何学的に単純化された抽象形態を駆使するものとして知られています。一般に、そのデザインの背景には、近代的な機械主義や合理性の追求があったとされています。しかし、バウハウス独自の幾何学的形態の発明には、初期から一貫してバウハウス内に存在していた、身体運動やダンスなどへの関心が深く関わっていました。本レクチャーでは、ヨハネス・イッテン、オスカー・シュレンマーのダンス、パウル・クレーの運動概念などを手がかりに、バウハウスの幾何形態の発明に関与した、身体と事物の連動について考察します。
【詳細情報】
・講座タイトル:バウハウスー形態とデザイン思想
・講師:沢山 遼
・開催日時:2022年2月27日(日)
・開催時間:19:00-21:00(延長の場合は21:30)
・受講料:1,500円 (振込手数料別)
・使用アプリケーション:ZOOM
・定員:30名※事前予約制
・支払い方法:銀行振込もしくはPayPalになります。
【講師プロフィール】
沢山遼|Sawayama Ryo
1982年生まれ。武蔵野美術大学造形研究科修士課程修了。美術批評。2009年「レイバー・ワーク カール・アンドレにおける制作の概念」で美術出版社主催、第14回芸術評論募集第一席。著書に『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)。主な共著に、『絵画との契約―山田正亮再考』(松浦寿夫ほか、水声社、2016年)、『現代アート10講』(田中正之編著、武蔵野美術大学出版局、2017年)などがある。令和2年度文化庁「新進芸術家海外研修制度」でニューヨークに滞在。
【お申込みフォーム】
お申し込み方法:下記のお申込みフォームにてお申込みください。
※複数人での参加の場合は、備考欄に人数をご記入ください。
メールでのお申し込みの場合は、aslspbank@gmail.com宛に、お名前と連絡可能なメールアドレスと人数をご明記の上お申し込みください。