蜘蛛と箒企画・連続講座「制作実習(「わたし」の欲望を語ることについて)」 講師:百瀬 文

【講座名】
「制作実習(「わたし」の欲望を語ることについて)」
講師:百瀬 文

【講座概要】
「わたしたち」という主語で何かを語り、他者を代弁するときに得られるある種の快楽。その正体は一体何なのでしょうか。かつて制作をする上で、その違和感に抗うために自分ができたことは、カメラを向けた瞬間から常に始まる、被写体との不均衡な関係における「わたし」自身の体から出発して思考を始めることでした。
皆さんが普段行っている制作における、自らの個人的で主体的な欲望──時に気まずさを伴うような──に自覚的になってみること。「私たち」という主語の網の目からこぼれ落ちたものを、あなた自身の倫理観と身体言語で捉え直してみること。
この授業では、「なにかを生み出す手前の判断」について、丁寧に考えてみる時間を作ろうと思います。もしあなたが作品と呼ばれるもの(どんな形態であれ)を作っている方、もしくは作ろうとしている方で、何らかの迷いや引っかかりを覚えているならば、まずそれを言語化し共有する場を作り、それぞれの個人の制作の話を始めてもらえたらと思っています。授業の中では映像・写真を基本とした作品を発表してもらうことになります。スマホの登場以降ぴったりと手のひらにくっついているカメラがある時代においては、身ひとつでも出来るなにか、ということで考えてもらってもいいのかもしれません(そこにあなたの声も体も言葉も、否応無しに含まれます)。

【講師プロフィール】
百瀬 文
1988年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士過程修了。アーティスト。パフォーマンスを記録するための方法として映像を用いはじめ、身体と声、映像と声の関係性を問うような作品を発表している。近年の主な個展に「Borrowing the Other Eye」(ESPACE DIAPHANES、2018年)、「サンプルボイス」(横浜美術館アートギャラリー1、2014年)、主なグループ展に「六本木クロッシング2016展: 僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(国立新美術館、韓国国立現代美術館、2015-16年)、「戦争画STUDIES」(東京都美術館ギャラリーB、2015年)などがある。

※本講座は4回連続で参加できる人を対象にしています。

開催日 第1回 5月18日(土)、第2回 6月8日(土)、第3回 7月6日(土)、第4回 8月3日(土)
開催時間 19:00-21:00(延長の場合は21:30)
受講費 4回講座(1講座120分×4回)8,000円 制作費などは別途自己負担になります。
開催場所 武蔵野プレイス
(武蔵野市境南町2-3-18 tel 0422-30-1905
アクセス:JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口下車、徒歩1分)
入会費 年間1,000円。受講のためには入会が必要となります。有効期間は一年になります。
他の蜘蛛と箒のイベントで割引制度を設ける場合があります。
定員 10名程度
申し込みフォーム  https://form.os7.biz/f/a0116933/
※自動返信メールではありませんので、返信が遅れる場合がございます。

自動
講座に関する質問などは下記までお問い合わせください。

Email:aslspbank@gmail.com

蜘蛛と箒

1979年生まれ。美術家、美術批評家

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