「美術を観る・読む・書く――批評ゼミ通信講座」講師:石川卓磨・沢山遼 2022年6月-9月(全8回)

蜘蛛と箒の通信講座|2022年6月-9月
美術を観る・読む・書く――批評ゼミ通信講座(全8回)
講師:石川卓磨・沢山遼

この度蜘蛛と箒では、美術批評で活躍する石川卓磨、沢山遼を講師に招いて通信講座を開催します。

【講座内容】
蜘蛛と箒は、「観る・読む・書く」ことに特化した、批評の講座をはじめます。批評は、芸術を、知的な営為として捉えるところから開始されます。言い換えれば、批評を成り立たせているのは、芸術作品について考えることができる、という確信です。それは、見ることを通して考え、(必要であれば)他者の文献を読み、そして、書くという、インプット→アウトプットの作業のなかから立ち上げられる行為です。しかし同時に、「書く」ことは、より本格的に作品を見ること、学ぶことに、すなわちアウトプット→インプットに直結しています。この講座では、批評を、観ることー読むことー書くこと、の三つの技術の連携から立ち上がる技能として捉え、そこから批評の執筆に至るまでのプロセスを実践的に学びます。本講座の講師は、近現代美術を主なフィールドとして活動する美術批評家の石川卓磨と沢山遼が担当します。

 

オンラインによるレクチャー+課題ワークを基本とする講座
月に2回のオンライン講座です。
講座では、講師による批評についてのレクチャーを行います。
毎回課題を出題します。各自が課題を行い、次回でその課題をもとに講評やディスカッションを行います。
※当日参加できない方には、録画データをお渡します。
レクチャーと批評的演習をこなすことで、知識ベースと実践ベースの両方を学ぶことができます。

蜘蛛と箒の評論賞
講座の全日程が終了後、受講生内で評論(規定枚数:原稿用紙換算15枚以内)の最優秀賞を決める企画があります。

こんな方におすすめ
・これから批評や文章を書いてみたい
・作品をより深く見る力を身につけたい
・美術作家として活動する上で分析力や文章力を高めたい
・近現代美術を通して世界やモノの見方や考え方を学んでみたい
・美術批評の読み方を理解したい

特典
蜘蛛と箒企画:オンライン特別講座「編集が思考するとき——アートの本づくり、実例から」(講師:櫻井拓)|2022年5月28日(土)
を特別割引価格(800円)で受講することができます。

【詳細情報】
・講座タイトル:美術を観る・読む・書く――批評ゼミ通信講座(全8回)
・講師:石川卓磨・沢山遼
・開催日時:6月11日、25日/7月9日、30日/8月6日、27日/9月10日、9月24日
・開催時間:19:00-21:00(延長の場合は21:30)
 ※初回のみオリエンテーションのため18:00-21:00で行います。
・受講料:40,000円 (振込手数料別)
・使用アプリケーション:ZOOMなど
・定員:20名※事前予約制 
・支払い方法:銀行振込もしくはPayPalになります。

【プロフィール】


 

 

 

 

 

 

 石川卓磨|ISHIKAWA Takuma
1979年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了。美術家、美術批評。最近の主な論考に「寄生し、介入する」『丸亀での現在 』図録(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2022年)「大きな物語に抵抗する14の「小説」たち。「Seven / Seven: The Fraught Landscape」レビュー」(Tokyo Art Beat、2022年)、「ARTIST INTERVIEW ロニ・ホーン」『美術手帖2021年12月号』(美術出版社、2021年)「アンリ・マティスのヴァーチャル・リアリティ」『ユリイカ2021年5月号 特集=アンリ・マティス』(青土社、2021年)「ヒップホップとしての絵画」、その新しさとは? 石川卓磨評「千葉正也個展」(美術出版社、2021年)など。



 

 

 

 

 

 

 沢山遼|SAWAYAMA Ryo
1982年生まれ。武蔵野美術大学造形研究科修士課程修了。美術批評。2009年「レイバー・ワーク カール・アンドレにおける制作の概念」で美術出版社主催、第14回芸術評論募集第一席。著書に『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)。主な共著に、『絵画との契約―山田正亮再考』(松浦寿夫ほか、水声社、2016年)、『現代アート10講』(田中正之編著、武蔵野美術大学出版局、2017年)などがある。令和2年度文化庁「新進芸術家海外研修制度」でニューヨークに滞在

応募は、定員に達しましたので、締め切らせていただきます。
ありがとうございました。

【お申込みフォーム】
お申し込み方法:下記のお申込みフォームにてお申込みください。
もし受講に関するご質問などありましたら、ご質問の欄にご記入ください。
※お申し込み後のキャンセル・返金はお受けできかねます。
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
※「編集が思考するとき——アートの本づくり、実例から」(講師:櫻井拓)のセット受講をご希望の方は、ご質問の欄にご記入ください。

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蜘蛛と箒(くもとほうき)は、 芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織です。

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