蜘蛛と箒企画|連続講座「型(かた)をさかのぼる」 講師:神村恵
型(かた)をさかのぼる
講師:神村恵
【講座の概要】
ダンスの経験が全くない方もある方も参加していただけるワークショップです。
型のあるダンスに着目し、その動き方や形の厳密さが、どのように、何をもって決定されているのかを分析します。
具体的には、主にクラシックバレエを取り上げます。
バレエでは、ほとんどのパ(動き)には具体的な名前がついています。例えば、パ・ドゥ・シャ=猫の動き、アラベスク=アラベスク模様、グリッサード=すべる、フォンデュ=溶ける、など。
バレエのテクニック体系の中では、動き一つ一つの元来の意味はさほど重要ではなく、どの動きもアルファベットのように、記号として組み合わせ方次第でどのようにも使えるようになっています。
しかしこのワークショップでは、その一つ一つの型の由来をさかのぼる形で、名前や動きの分析から、その動きの中でどういうイメージや質感が働いているのかを抽出し、それをもとに参加者たちの間で実現可能な別の形を作り直します。
そのように作り変えた型を用いて、最終的に短い振付を作ることを試みます。
毎回、動くことと、参考資料などを見て分析することの両方を行います。神村自身はバレエの経験者ですが、技術が高いわけでは全くありません。
特権的・専門的な身体を前提にせず、しかしある厳密さを持った型というのはどうやったら作れるのか、という試みです。
この講座では、バレエの動きを大まかに以下の4つの視点から捉え直してみます。
それぞれの視点において、特徴的な動きを取り上げ実践し、その中でどういう感覚が働いているのかを見ていきます。
1 歩行・水平移動
2 開くこと・外向性
3 垂直方向の伸縮
4 円運動
この講座では、バレエの動きを大まかに以下の4つの視点から捉え直してみます。
それぞれの視点において、特徴的な動きを取り上げ実践し、その中でどういう感覚が働いているのかを見ていきます。
1 歩行・水平移動
2 開くこと・外向性
3 垂直方向の伸縮
4 円運動
【講師プロフィール】
1977年生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。振付家・ダンサー。2009年「配置と森」、Super Deluxe。2012年「沈殿図」、東京国立近代美術館。2013年、前後(神村恵+高嶋晋一)「exonym/endonym」 、Brooklyn International Performance Art Festival。2016年、乳歯(神村恵+津田道子)「知らせ」、森下スタジオ。2018年、乳歯「報せ」、SCOOL。2019年、festival/tokyo19参加、「Strange Green Powder」など。(撮影:松本和幸)
※本講座は原則4回連続で参加できる人を対象としていますが、1回から受講可能です。
開催日 | 第1回 11月29日(金)、第2回 12月20日(金)、第3回 1月31日(金)、第4回 2月21日(金) |
開催時間 | 19:00-21:00(延長の場合は21:30) |
受講費 | 全4回受講(1講座120分×4回)8,000円 〈各回の個別受講の場合〉 1~2回受講の場合は、1講座につき2,300円(資料印刷代300円を含む) 3回受講より1講座2,000円。 〈複数講座をご受講に際しての割引〉 2講座受講 15,000円、3講座受講 22,000円、4講座受講 29,000円、全講座受講 35,000円 |
開催場所 | 武蔵野プレイス (武蔵野市境南町2-3-18 tel 0422-30-1905 アクセス:JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口下車、徒歩1分) |
入会費 | 年間1,000円。受講のためには入会が必要となります。有効期間は19年度になります。 他の蜘蛛と箒のイベントで割引制度を設ける場合があります。 |
定員 | 15名程度 |
申し込みフォーム | https://form.os7.biz/f/9f809944/ ※自動返信メールではありませんので、返信が遅れる場合がございます。 |
講座に関する質問などは下記までお問い合わせください。
Email:aslspbank@gmail.com